2013年11月20日水曜日

資金をめぐる議論

みなさんこんばんは^^
CYJ代表の吉岡です。

COP19もいよいよ終盤ですね!
今年は延長するのでしょうか・・・?
(COP18では開催期間が交渉がまとまりきらず、延びてしまいました~><)

ワルシャワも寒いですが、日本もとっても寒い!
ついついあったかグッズを買い込んでしまってお財布のなかも寒くなっています・・・笑

さてさて、今日は「ファイナンスデー」だったそうです。
ということで今日は”資金”のお話についてについて少しだけ。

この”資金”というのは途上国への資金援助を指します。
気候変動が原因ともされる集中豪雨、洪水、干ばつなどに備え、被害防止の「適応策」を進めるためのもので今回のCOP19では短期資金から長期資金への議論へ移行していくことが一つの焦点になっています。

「ファイナンスデー」というのも、20日の今日は、資金に関する閣僚級の会合が開かれたそうです。
COP15 の時に決まった『2020年に年1000億ドルを拠出』という長期資金の作業計画が懸案として注目されていましたが、
今回の会合ではそれを動かしていくための議論が行われています。

しかし、資金を求める途上国と、資金繰りに苦しむ先進国との間で議論は平行線・・・
はたして、ファイナンスの議論をまとめることができるのでしょうか。

YOMIURI ONLINE(11/20)
「COP19閣僚級会合、途上国資金支援を議論」
http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20131120-OYT1T00983.htm

ところで、日本は新たな戦略である「攻めの地球温暖化外交戦略」にて、
途上国への資金援助約1兆6000億円を約束したそうですが、
途上国からの評価は得られなかったそうです。
(この金額はCOP19で途上国が先進国に要求している資金総額の3分の1にものぼる、にもかかわらずです。)
低い削減目標の提示によって日本の信頼度もだいぶ落ちてしまっているようですね・・・。

毎日新聞(11/16)
「COP19:日本の支援1.6兆円、途上国そっぽ 削減目標に批判集中」
http://mainichi.jp/shimen/news/20131116dde018030004000c.html

すでに二回の化石賞(交渉に後ろ向きな発言をした国に送られる不名誉な賞)
を送られている日本ですが、今後存在感をしめすことができるのでしょうか・・・!?

いち日本国民として、そして日本社会を将来担う世代のひとりとして
日本が気候変動交渉にどう貢献していくのか注目しています!!

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