2010年12月1日水曜日

COP16が始まりました!

    
入口の荷物検査


とうとうCOP16が始まりました。世界の多くの期待とともに始まり、大きな失望とともに幕を下げたコペンハーゲンでの会議から早1年。世界各地でWGの会合が開かれ、交渉が行われてきましたが、一向に縮まらない先進国と途上国の溝。その溝はここカンクンでどのような変化を遂げるのでしょうか。縮小か成長か。

Climate Youth Japan3名のメンバーが入場用のバッジを持ち、COP16の本会議が行われる会場への入場許可を持っています。まともな朝食も取れないまま3人は朝730分に宿を発ち、会場へ向かいました。国際会議の
デイリープログラムを確認中の福島さん
社会現象というべきなのか、渋滞により普通なら40分で
着く道が2時間もかかってしまい、朝に予定されていた 
YOUNGOUNFCCC事務局より正式に承認されているユ
ースNGOのグループ)のミーティングに出席することが
できませんでした。

荷物検査を受け、冷房のきいた肌寒さを覚える会場内へ入り、その日に何が話し合われるのかが書いてあるDaily programmeを受け取ります。そしてどのミーティングを見学(observe)しに行くかを決め、その会場へと足を運びます。

僕は日本主催のサイドイベントに出席し、JICAや環境省、JAXAなどからREDDに関するプロジェクトのプレゼンを聞きました。会場には、席の8割が埋まる数の聴衆が集まり、日本の技術に関心していた様子でした。

AWG-LCAのミーティング風景
夕方になり、開始時間が遅れてAWG-KPAWG-LCAのオープニングプレナリーが始まり、途中からLCAに参加し、各国代表団、NGO、そしてユースのスピーチを聴講しました(スピーチの内容はtwitterを通して配信しています)。もっとも印象に残っているのはやはりユースのスピーチで、「コペンハーゲンでは思うような結果が得られず、皆失望したけれど、ここカンクンで南アフリカ(COP17開催予定)につながる結果が得られることを強く期待する」と堂々と強い口調で主張し、スピーチが終わった際には大きな拍手がわきあがりました。

ミーティングが終わった後に話す機会があったのですが、とてもフレンドリーだったのが印象的です。「日本と中国は隣国として協力していかなきゃね。」と言っていたのが印象的でした。

夜はレセプションをに参加し、メキシコの辛い料理を堪能し、宿へ帰宅後1130分頃からミーティングを行いました。そして今日は2日目。段々と重要な議題が始まり、ユースの活動も活発になっていきます。その中で日本ユースがどんな貢献をできるか、ということを考えながら会議・活動に臨みたいと思います。

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